「英語ひとくちばなし②」茅ヶ崎方式英語入門UNIT 4-№.5 英会話学習No.20(英会話あぜりあ JR津田沼・京成津田沼・西船橋・佐倉)

英語ひとくちばなし② 【英語という言葉】

英語は、印欧語族(see P.10 ひとくちばなし①)のゲルマン語派に属する言語で、アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、インド、シンガポール、フィリピンなど70ヵ国で公用語や通用語として使われています。英語を母語としている人はおよそ4億人、第2言語としている人は6億人、そして外国語として使っている人は10億人いるといわれます。合計30億人だという説もあります。世界の総人口は65億人ですから、その三分の一から半分近くが英語でコミュニケーションをとっている、或いはとることが出来ることになります。それで、英語が世界語(the global language)とか世界共通語(the international lingua franca)などと呼ばれるわけです。
英語がこれほど世界に広がったのは、16世紀以降七つの海を制覇した大英帝国(the British Empire)の植民地政策と20世紀の二つの世界大戦を通じて超大国にのし上がったアメリカの世界政策によるものです。一方、イギリス自身もそれ以前に、たびたび他民族の侵略を受けています。主なところでは、紀元前から5世紀にかけてのローマ帝国による支配(ギリシャ語・ラテン語)、5世紀中ごろのアングロ・サクソン人の侵攻(ドイツ語に近い古英語)、1066年のノルマン人の征服(ノルマン・フランス語)があります。これらの侵略は、イギリス人の用いる言語に大きな影響を与えました。同じことを表すのに複数の語(同義語)が存在するのはそのためです。
たとえば、“始める”という意味の語に、initiate, begin, commence, の3語があり、それぞれ、ラテン語、古英語、フランス語が語源となっています。特に、フランス語をはじめとするラテン系の言葉は現在の英語の語彙の50%を占めるといわれます。(英語本来の語彙が25%、残り25%はラテン系以外の外国語からの借用語)。ただ、これらは、大きくみると、印欧語族に属しているので、語源をたどっていくとインド・ヨーロッパ祖語に行き着きます。そのため、英語の単語を記憶する際に、語源を活用することは、効果のある方法です。たとえば、印欧祖語のling(糸)という語は、母音を変えてlongやlangとなり、language (長い舌でしゃべる言語)、belong(糸で縛っておく→属する>などに残っています。また、英語学習での困難のひとつである、綴り字(spelling)と発音の不一致も、こうした他民族の侵攻と無関係ではありません。(See 後編 英語ひとくちばなし ⑨ スペリングと発音)(M)

引用文献:0ZEROからスタート再学習の英語 前編P25-26 茅ヶ崎方式英語会<茅ヶ崎出版>

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