東京八重洲ホール 茅ヶ崎方式英語会・春セミナー 英会話学習No.3 (英会話あぜりあ JR津田沼・京成津田沼・西船橋・佐倉)

2016年4月3日 茅ヶ崎方式英語会・春セミナーのご報告

先ず、茅ヶ崎方式代表取締役 大美賀廣芳さんのご挨拶からはじまりましたが、代表は理系学部出身であるとのことでした。その中で印象的だったお言葉は、「英語好きな人は理系は少ない。」とのことでした。実際、当日会場参加者の理系教員割合は、/60人でした。

代表である先生ののこれまでの長年のご経験から様々なお話をして頂けましたが、若い頃のお話では、海外の理系英語学会に出席してみると技術屋でも背景知識含め、しっかりリスニング、音で聞いて判断しないと理解できないことが沢山あったとのことでした。

過去、 代表自身が感じられたことは、

リエゾンが不通  リエゾンは異常現象と教わったが違った。

単語は概念    単語帳は実用に供さなかった。

発音より発生   口元に気を付けて発音しても、声が小さくて通じない。

ほとんど曖昧母音 アクセントのないところに母音を入れると違う単語になる。

そして、高校で教えて欲しかった英文法は、

過去形は現在の否定    I missed you. I loved you.

Have +P.Pは昔も今も  I’ve done it. I’ve loved you.

過去(現在)分詞は形容詞 受動態?完了形?

助動詞の過去は現実の否定 仮定法?

しかし、単語、発音、英文法の知識の英語学習では、実用英語=入試の英語習得には限界がある。実際の英語をリスニング学習して、チャンク、シンタックス、プロソディーを知る方が良いとのことでした。

茅ヶ崎方式、自律学習の薦め

英語は自分でやるしかない。気づきを誘導するサイレント・ウェイ

教えると気づきを損なう時がある。ガデーニョ博士

自立学習の継続学習支援=教本(音声教材)で自主トレ

予習⇒講義内テスト⇒自己チェック⇒答え合わせ⇒自己採点⇒復習

・ポイントの鍵は、英語というより内容にあり日本人講師(共学の精神)

最新ニュースと時事問題にて背景知識を豊かにすることが大切であるとのことでした。

次に、服部優子(大阪大学経済学部卒)北千里校/箕面小野校 校長

一般社団法人EIGC代表理事のご講演がございました。

服部先生の生徒様は、茅ヶ崎方式英語C1初級で大阪大学工学部現役合格しており、慶應・上智でも十分とのこと。特に先生の学校では受験対策はしていないが、みんな英語力はかなり抜きに出るとのことでした。

(個人的には、C1初級1000語では東京六大学など立教・明治・法政英語には足りないと思われます。理由、英単語・熟語カバー範囲がまだ不足しているように感じます。確かに、C2中級レベル1000語で東大・慶應レベルまで十分カバー出来ると感じます。)

北千里校/箕面小野校では、先ず授業では発生練習(教本ECERCISE1~20)を行うとのことでした。1週間後に英文を見ずに日本語に対して英文で発生してもらう。(ここがオリジナル方法)

復習20分・その週の新しいECERCISE20分・単語テスト20分・リスニング20分 計1時間20分講義であるとのことでした。

次に、

★単語リスト・単語教本は利用しないのか、と他校校長より質問がありました。

☆服部先生からは、講義内では、特に別範囲の単語学習を行う事はないとのことでした。

(単語・語彙力が、ターゲット単語集基本1000語程度あればC2から行えるが、高校生で限りなく無勉強者は、C1から始めた方が良いかと思われます。服部先生のスタイルは、英文で発表する際に、生徒を順番に当てていく為、生徒にストレスがかかるが非常に上達するスピードが速いのではないかと感じました。)

服部先生からニュースというのは、日本でも海外でもほぼファーストセンテンスにキーワードがあるとのことでした。リスニングする為には、速読が出来ないとリスニングが出来ないとのことです。英文速読のポイントは、文頭から順に訳していき、チャンクごとに理解する様にすると良いとのことです。この様な経済・政治・環境等への問題意識を養うことにより高校生が将来社会に出て、使える社会人になる為の準備が出来るとのことでした。

田中先生 熊谷校講師 茅ヶ崎方式英語教本作成者の1人

熊谷校の田中先生より高校生にどう活かすか、どう使うかをご教授頂きました。その前に、ホームページにて、リスニングを基盤として国際的な話題にアプローチと書いてあるがこれまでの英語会の経緯をご説明頂きました。創設者の元NHK記者松山先生(元高校教師)は高校英語教師でしたが、日本での学校英語学習に疑問を持ち海外報道記者の道へ転身したとのことです。海外記者は、誰もが最初は外国人へインタビューが出来る状態ではなく、1年半程度インタビューが出来るまで時間がかかり彼も苦労して成長したとのことでした。そして、海外記者での経験を、普遍性のある勉強方法として展開が出来ないかとNHKへ提案したとのことだったが、残念ながら当時社内で却下されてしまったとのことで、茅ヶ崎にあるカルチャースクールで最初に開講したことが茅ヶ崎方式英語の経緯であるとのことです。

茅ヶ崎方式には、聞く力を鍛えなければ、世界と話すことが出来ないと言う考えがあり、最終目標は「発信アウトプット(英会話)」であるとのことです。初級と中級の語彙力だけで、今年の東大英語は解けるとのことです。4000語覚えればセンター試験は、99.9%カバー出来るとのことでした。(当然だと思います)ただいくら英語力(単語・英文法の力)が高くても、ある程度背景知識を持ち、意識的に国内外情報へのアンテナを高くすることが大切であり、茅ヶ崎方式で学ぶ経済や政治等の背景知識が入試問題解答の成功に繋がるとのことです。

高校英語では、リスニング力をやる時間が週1回程度で満足に鍛えきれないのが現状だとのことでした。(そもそもセンター試験で一部50点しか使われないのであまり重要視してない)しかしながら、リスニング力は200点中50点で四分の一、25%獲得は受験生へは心理的に大きいようです。15歳を境に、言語習得機能に陰り見え始めるので高校1年生2年生から始めるのがベストであるとのことです。

茅ヶ崎方式英語:効能

  • 音を知る(英語にしかない)音のくっつき、音の離れ等
  • 速読力 <俗に言うパラグラフリーディングは良くないとのこと>
※高校生が読めない理由:返り読みをするからである、とのこと。

Ex. I know the girl (who is playing the piano.)

田中先生は、高校時代に茅ヶ崎方式英語を、70歳のおばあちゃんと2人で受講していたとのことだったが、70歳の方がよく耳が聴けて高校生である受験英語に自信があった田中先生でも、絶望したとのことでした。ただある時期にいきなり聞ける様になったとのこと。それは返り読みを辞められた瞬間であったとのことです。す~と聞ける様になったそうで知らない単語が入ってきた時に通常では慌ててしまうが、語順の意識がイメージわかるようになってきたからは無理に帰り読みして追っかけないようになったそうです。(リスニングを通して英文解釈処理方法が変わった) 以上

初心者から楽しく英会話を♪

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