バイリンガル講師からの 英会話♪上達のヒント

 
土曜日の昼下がり、茅ケ崎方式英語クラスの生徒さま方との懇談会がありました。
普段のレッスンでは生徒さまとゆっくりお話しする時間がなかなか取れないので、とても有意義な時間を過ごすことができました。
懇談会事前に、生徒さまから2つの質問を頂きました。懇談会では以下のように回答させて頂きました。
 
「英会話がもっと上手になりたい!」と思っているすべての英語学習者様にご紹介します。是非、参考にしてください。
 


084162-2 質問1
 
英語を話す時、日本語→英語に変換するのですがその際の日本語の組み立て方で注意するところを、ポイントがあれば知りたい。
 
112224-2 回答
 

出来るだけ日本語の文章をそのまま英語に変換しようとするのは、やめましょう。

 
日本語で話す時と英語で話す時は、文法の順番が違うというのが一つの理由です。
また、日本語(日本人)は、枕言葉や行間を読むという文化があります。

ある質問に対しての答えに説明から始める、相手の発言の意味がよくわからなくても、なんとなくこういう意味なのだろう・・・と推測する、という事を無意識にしていると思います。

英語で会話する時は、この無意識にしている日本語での文化は通じません。
 
Do you~?で聞かれたら、
  ⇩
まずYes/Noで自分の答えを決めます
  ⇩
その後にその答えをサポートする説明(理由)を必ず付け加えます
 ⇩
★会話が長続きします★
 
また、相手の言っている意味がわからないことが(単に言葉の壁ではなく、考え方の違いも含め)よくあります。その時は、
 
相手(ネイティブ= 英語人)の話をまずはじっくり聞きます。
(英語人は、会話の途中でカットインされるのを嫌います。)
 ⇩
ひと通り聞いた後、You mean・・・・や、I thought you just said・・・・right?
などと言って必ず確認する
 ⇩
★ちゃんとわたし(英語人)の話を聞いている=英語が解る人★
・・・と思ってもらえます
 
ですから、単に日本語モードから英語モードにスイッチを替えるだけでは駄目!なんです。

私は英語の勉強を始めた当初、積極性・好奇心だけは旺盛でしたが、会話が途切れがちになったり、相手の表情の変化に過敏になっていました。
会話を続ける・楽しむには、何が足りないのか?と悩んだことも一度ならずありました。

・・・悩みながらもある時、いい方法を発見しました。ご紹介します。
 
英語人には、自分から話かける・質問する!
 
相手が話しているとき私の耳(あなたの耳)は英語のシャワーを浴びます。その間、脳は日本語を忘れようとします。自然に英語で考えられるようになっています。
相手には出来るだけ長く話してもらうと、より英語脳に変化していきます。

私の脳(あなたの脳)がスタンバイ出来たら、自然に話したくなっています。

・・・日本語が浮かんできそうになったら、すかさず次の質問をぶつけましょう!

このトレーニング(全くの自己流)のおかげで、話す・聞くがぐんと伸びました。
英語人の会話の進め方も学べると思います。とても運がよかったのは、私の周りには話好きな英語人がいっぱいいました。

・・・・Can you explain a bit more for me ? とお願いすると、また長く説明してくれたものです。

会話がうまくなりたかったら、先ずは聞き上手になりましょう。



084162-2 質問2
 
英語の勉強が嫌いにならない・楽しくなる方法は、ありますか?


これは人それぞれのやり方がありそうな気がします。
そもそも、なぜ英語を勉強しているのでしょうか?
理由は人それぞれですよね?
 
112224-2 回答
 
嫌いになるまで勉強しない・・・
ことが英語嫌いにならない方法のような気がします
 
楽しくなる方法・・・語学なので、

ネイティブと会話出来た! とか、
小説が読めるようになって嬉しい! とか、
TOEIC800点越えました!


・・・など、何か自信になることがあると楽しいと感じられるのでないでしょうか。
 
自分が好きなことを英語につなげるということもアイディアの一つですね。
 
  • こどもが好きな人は、英語の先生資格にトライする
  • 映画好きは、字幕なしで観る
  • 着物の着付けがうまい人は、外国の方に指導する
  • 料理好きな人は、英語で書かれたレシピに挑戦する
  • 外国人が好きな人は、街案内ボランティアをする
 
いかがでしょうか?
みなさん、ご自身のアイディアは浮かびましたか?
 
 
hasegawaT_180 茅ヶ崎方式英語講師 長谷川 先生

大手都市銀行退職後、カナダオカナガン大学へ留学・卒業。帰国後、英会話講師として13年勤務。
ニュース教材の茅ヶ崎クラスでは、生きた英語を鋭く解説する。