ちばてっく&千葉大学英語教育学会 折原俊一先生の発表 英会話「あぜりあ」本八幡・西船橋・津田沼・佐倉
千葉大学教育学部付属小学校の折原俊一先生の「小学校における文字を取り入れた授業の試み」は付属小の英語授業のレベルの高さ、先生の教材作りの情熱を感じる発表でした。
先ず、現行の指導要領では
「・・・・外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら・・・・」「アルファベットの活字体の大文字及び小文字に触れる段階にとどめる・・・」となっている。
中教審答申では次期指導要領は
「外国語を聞いたり読んだりすることを通じて・・・」「小学校高学年において「聞くこと」「話すこと」の活動に加えて、「読むこと」「書くこと」を含めた外国語を聞いたり読んだりすることを通じ・・・・」となってる。
千葉大学付属小での外国語活動の授業時間は、
昨年度まで低学年20分/週、中学年20分/週、高学年40分/週だったが、
今年度は低学年20分/週、中学年40分/週、高学年40分/週で、
来年度は低学年40分/週、中学年40分/週、高学年40分/週となる。
教材もパソコンやワークシートやカードに工夫が凝らされていて、特にカード作成には力を入れている。中学年の指導例にはフォニックス・チャンツ・ライミング(Rhyming、Jet,pet, netなど同韻語で指導)は子供も楽しく覚えられる。高学年では「Hi, Friends」は使用していない。月ごとに活動テーマと文法テーマがある。カードは135KのA4の紙を4分の1に裁断し、角をコーナーカッターで丸め使用している。その他に6分の1や8分の1に裁断し、カードを作ることもある。
リズム・ボックスや絵本ソフトの紹介など、実践で先生達に役立つ情報提供がふんだんにちりばめられ、即役にたつ発表でした。
ちばてっくは2004年に発足した児童英語教育をみんなで考え、意見交換を行ない、研鑽していく会です。
小学校英語学会(JES)の千葉県支部でもあります。
ちばてっく:http://azaleaenglish.com/chibatec/
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