小学校ご卒業・中学校ご入学おめでとうございます。中学生になると、いよいよ英語を本格的に 学ぶことになります。
新しいことを学ぶのは楽しいことですが、学習にはお悩もつきものです。
実際によくお見受け する事例をご紹介します.
事例1)公立中学の生徒さんの場合
せっかく英語に対する興味も学習意欲も満々なのに、授業がなかなか進みません。
1学期の前半は英語に親しむため?教科書を使わずにあいさつや歌の練習が中心。
単語を覚えるでもなく、英文法の基礎にも触れずで時が過ぎ、イライラすることも。
じっくり学習するのは良いことですが、好奇心にあふれている時期こそガンガンと単語を書きまくり、 たとえ簡単な内容でもネイティブの人と会話してみたいものです。
事例2)私立中学の生徒さんの場合
私立中学の授業は恐るべきスピードで進みます。
中学から初めて英語を学ぶ人にとって、それはそれは非常に厳しい進み方です。
小学校では勉強で他の子に負けたことがなかったのに、ここでは自分より優秀な人ばかり。
実は、私立中学には帰国子女さんや小学時代にすでに英語をある程度は学習済みの人たちが集まるのです。
英検3級(中学修了程度)を持っている人も結構いますし、帰国子女さんなら英検準1級(英語教師レベル)まで 取ってしまった人もいます。
このようなハイレベル集団の中で、埋没することなくついていくには努力と根気が必要です。
中学入学前に英語の学習を始め、英検まで取れた人も油断は禁物。
のんびりしていると高校に進学する頃には普通の人になってしまいます。
せっかく習得した英語力をさらに磨いて、進学・就職、さらにその後の人生でも生かせるようにしていきたいものです。
英検3級以上を目指すなら、学科のお勉強に加えてネイティブの人たちと会話する機会も是非必要と思います。
事例3)講師の目から見た、公立・私立共通の危険信号
英語の学習につまずいてしまい、学校の授業についていけなくなり、テストの点数も振わなくなると、いろいろと グチをこぼしはじめる生徒さんがいます。
そのグチの中で、「俺は(私は)日本人なんだから英語なんか必要ない。」というのが出たら要注意。
こうなる前に、勉強のコツをつかんでいきましょう。
生徒さんそれぞれにお悩みや課題は異なります。
しかし、皆さん英語には興味はお持ちでしょうし、本来、外国語を学ぶことは楽しいものです。
あぜりあで楽しく学んでください。
できればお早目がよろしいかと存じます。